◆業界ニュース NO.261(2011年4月6日)
『4月電気銅建値83万円/1tでスタート、その後、計算値ほぼ横ばいで推移!!』
1日海外銅が反発したのに加え、為替の円・ドルも小幅ながら円安に振れたことから計算値が大幅に反発、こうしたことを背景に4月電気銅建値据置きのスタートとなりました。昨日5日には、LME銅が上下に振れる場面もあったが、為替もやや円安に振れた程度だったため、計算値は足元を固める動きにとどまっています。このような状況の中、COMEX(ニューヨーク商品取引所)においては、31日(−7.30)4月1日(+3.40)2日(−4.85)5日(−0.50)本日6日(+1.15)の展開となっています。一方、世界指標のLME(ロンドン金属取所)においては、31日(−146)4月1日(−8)2日(−90)5日(+73)本日6日(−2) の展開となっています。LME非鉄週報によれば、「中国の需要鈍化や高水準にあるLME在庫が上値を重くする一方、下値支持線である9,200ドル近辺では押し目買いも入る。市場は新たな手掛かり材料を待つ商状となっており、バークレイズ・キャピタルのアナリストによれば、先行きの方向性を定める材料がなければ、数週間は現在のレベルでのもみ合いが続く」と示しています。 |