◆業界ニュース NO.197(2009年12月24日)
『21日電気銅建値1万円/1t上げの66万円/1tに、本日、2万円/1t上げの68万円/1tに改定』
21日海外銅がプラス圏になったことに加え、為替の円・ドルが円安になったところから、電気銅建値1万円/1t上げの66万円/1tに改定されたのに続き、本日、2万円/1t上げの68万円/1tに改定されました。背景には、最近の予想を上回る内容の米国指標が相次いでいることなどから、米国景気回復への期待を重視していることにあります。このような状況の中、COMEX(ニューヨーク商品取引所)は、17日(+6.05)18日(−7.55)19日(+1.05)22日(1.95)23日(−2.05)本日24日(+6.45)の展開となっています。一方、世界指標のLME(ロンドン金属取所)においては、17日(+142)18日(−135)19日(−61)22日(+116)23日(−106)本日24日(+120)の展開となっています。LME非鉄週報によれば「中国の輸入が減少傾向にあることや、欧州の信用不安を背景とした金融市場の不透明感が、上値を抑える要因となっている。ただ来年に向けての需要が上向くとの見通しを受けて、投資意欲が高まるとみる向きもある」との見通しを示しています。 |