◆業界ニュース NO.96(2007年12月27日)
『年末なのに、電気銅建値6万円/1t上げ、82万円/1tに・そして、皆様良いお年を!!』
22日の海外銅が急騰、上海銅が連日のストップ高を付けるなど、中国の動きが活発化しているのが大きな要因で、米国株の急騰や貴金属、原油も大幅に上げており、海外銅の水準の押し上げにつながった模様です。又、25日には、世界指標となるLME(ロンドン金属取引所)が休場にも係わらず、COMEX(ニューヨーク商品取引所)が大幅続伸し、為替で対ドル114円の円安に乗せたこともあり、年末というのに、電気銅建が6万円/1t上げの82万円/1tとなりました。このような状況の中、LME(ロンドン金属取引所)は、20日(+125)21日(+42)22日(+220)25日(クリスマスイブで休場)26日(クリスマスで休場)本日27日(ボクシングデーで休場)の展開となっています。一方、COMEX(ニューヨーク商品取引所)においては、20日(+7.55)21日(+1.30)22日(+13.50)25日(+5.30)26日(クリスマスで休場)27日(+0.80)の展開となっています。LME非鉄週報では、「需要への懸念が根強い一方で、供給が引締っているとの見方もあり、強弱感が対立している」としています。 |